「もしものキミとボク」 キャラクター解説


●主人公/リーゼロッテ   性格(基本的に前向き)

ごく普通の娘。   
ハーデン村の教会の近所に住んでいた。   
“ハーデン爆発事故”の一部始終を目撃。父は巻き沿いで死亡。母は数年後自殺。   
孤児になり教会に引き取られるが、彼女自身も心を病んでずっと引きこもっていた。   
数年後、ハインツから話を聞いたクラウスが引き取るために迎えに来たが、事件のことを思い出し、激しくショックを受ける。   
クラウスに記憶を書き換えられ、数ヶ月後目覚めた。   
「病気の母を助けるために住み込みで働く、けなげな少女」だと思いこんでいる。   
クラウスとルーディの重たすぎる愛を一身に受けているが、その重たさにあまり本人は気づいていない。   

※真ハッピーエンド後
王妃さま修行で目が回るほど忙しい。



●王子兄/レオンハルト   性格(おっとりのんびり、無口無表情)   

“皇太子”に据えられているが、資格である「赤い瞳」を持たない。   
そのことを知っておりその立場を疑問に思っているが、周囲の期待に背くことが出来ないでいる。   
「赤い瞳」をもつ“皇太子”の存在を知っているが、その軟禁場所は知らなかった。   
天真爛漫な弟や妹が羨ましくもあり、妬ましくもある。   
実は「おっとりのんびり」はちょっと演じてたりする。案外押しが強くて強引。   
剣術に優れているらしいが、平和な国なのでそれが生かされることはなさそう。   

※ハッピーエンド後
仕立屋でアナの指導の元着々と技術を身につけている。案外器用。
元皇太子似の美貌の仕立屋見習いとして、街中の評判                 

※真ハッピーエンド後
クラウスの補佐官として、結構ビシバシ指導している(嫉妬も含む)



●王子弟/アーデルベルト   性格(天真爛漫)   

兄と違い、明朗快活で社交的。第2王子という気楽な立場を大いに利用し、自由気ままに生きている。   
窮屈な場所が嫌いで、いずれ城を出て独立するつもり。   
そのために王立学園の入学を希望している。   
幼い頃、権力がらみの王位継承争いに巻き込まれた経験から、わざと全てにおいて手を抜くようになった。   
反面、兄が皇太子らしくないことに不満を抱いてもいる。   
元来勤勉で努力家。表裏があまりない。   

※ハッピーエンド後
王立学園に通学しせっせと勉強中。リーゼとはこまめに文通している。
たまにジーグルトとの約束を破って寮を抜け出し、仕立屋で至福の時を過ごしている。
成長期らしく、ぐんぐん大人に成長している。   

※真ハッピーエンド後
クラウスの許可をもらい、王立学園に通っている



●神官/ベリエス   性格(厳格だが照れ屋)   

ハーデン村の教会に捨てられていた孤児。世話をしたのはクラウスの母。   
神学校に進学するため“ハーデン爆発事故”直前に村を離れた。事故の真相は知らない。   
クラウスの若い頃と、リーゼの幼い頃を知っている。   
レオンハルトと仲が良い。(というより相談役)ヴィルヘルムの毒吐きに付き合わされている。   
微力だが魔法が使える、らしい。職業柄、治癒魔法を得意とする。   
ド近眼だが、眼鏡は邪魔だから、という理由でかけない。   
典型的なツンデレ。実は女性に対してかなり奥手で振り回されて悶々と悩むタイプ。   
神官という職には就いているが、神は信じていない。罰当たりな人。   

※ハッピーエンド後
リーゼと一緒に暮らしている。              
家事一切が出来ないリーゼに悪態をつきつつ、かいがいしく世話をしている。
なんだかんだ言いつつものすごい世話やきさん。   

※真ハッピーエンド後
変わらず大聖堂で神官を



●見習騎士/ヴィルヘルム   性格(きっちり、まっすぐ、さわやかさん(注)一見)   

王立学園主席卒で、将来は議員か大臣かと言われていたが、“ハーデン爆発事故”で死んだ父に憧れて騎士になった。   
という方が、受けが良いのでそういうことにしているが、実際は城に潜入するため。   
独自の調査で事故ではなく殺害されたことを知っているため、密かに国王をはじめ関係者を恨んでいる。   
爽やかな外見とは裏腹に腹黒で、神官ベリエスに毒を吐きまくっている。   
アーデルベルトとは仲が良い、というか仲良くしてれば何かと便利、くらいに思っている。   
(レオンハルトは「食えないヤツ」だから嫌い)
ビアンカと手を組もうとしていたが、はっきり断られる。

※ハッピーエンド後
あのままチェルハで同居。
正直リーゼにプロポーズしたのは「自分より悲惨な目にあった娘」に対する同情、のつもり。

※真ハッピーエンド後
騎士を辞め、実家に帰ったが、アーデルベルトに呼び出され王立学園で講師をしている



●幼なじみ/ルーディ   性格(短気、直ぐ怒る)   

全寮制の王立学園で暮らす秀才、だが切れやすく喧嘩っ早い。   
休日にはちょこちょこハーデン村に帰っているらしい。(村大好き)   
リーゼの幼なじみで、リーゼは初恋の相手。というか死ぬほど好き。   
リーゼが目覚めてからストーカーのような生活をしていたらしい。   
だが、好きな子には意地悪をしたくなるタイプなので、ついつい苛めがち。ツンツン君。   
彼女の“本当”を全て知っていて、なんとかしたくてクラウスに協力した。   
クラウスとアナの正体も知っている。   

※ハッピーエンド後
医者を目指して勉強に励む。
ほとんど毎日仕立屋に入り浸ってリーゼをからかっては、アナにからかわれている。   

※真ハッピーエンド後
大失恋。相変わらず医者を目指して勉強と喧嘩の日々?
早く新しい恋が見つかると良いね(よけーなお世話だ!byルー君)



●商人/ハインツ   性格(誰とでもフランク)   

商人を装ったヴュッセル公爵の孫。祖父が大臣だったため信頼は厚いしコネも多い。   
いつもにこやかで軽いノリなので女性に大人気。   
実は努力家で、軽く簡単にやっているようなことでも、実は計算し尽くした行動だったりする。   
なので、予想に反する反応が返ってくるとかなりショックで凹むらしい。   
自分の幸せはさておき、好きな人が幸せだったら自分は犠牲になっても良い、というタイプ。   
当初国王勅命のクラウスの監視役だったが、その身の上に共感、次第に協力するようになった。   
子どもの頃跡継ぎ争いで誘拐されたが、クラウスの母親に助けられたことがある。   
“商人”の仕事でハーデン村を訪れた際リーゼの事を知り、クラウスに知らせた。   
押しが強そうで弱く、一度凹むとその現実から逃げちゃうヘタレ。帽子と眼鏡は変装ルック。   

※ハッピーエンド後
二人でお気落ご気楽諸国漫遊の旅に出る。   

※真ハッピーエンド後
同じく失恋。お役後免になったが、変わらずクラウスの手足となって自由に動いている



●師匠/ラスボス/クラウス    性格(基本的に我が儘)

仕立屋主人を装った「赤い瞳」を持つ皇太子殿下で“白の魔女”クリスティーネの息子。   
だが、存在しない存在である。   
ハーデン村の教会によく出入りしていたため、リーゼとルーディ、ベリエスのことは既知。   
リーゼの母親を慕っていた。     
“白の魔女”の暴走を止めるため、“言い伝え”の役割どおり自分の母を殺した。   
その後先代王の保護下、「仕立屋」として監視・軟禁状態。このことは先代王と現国王のみ知る極秘事項。   
王家の人間に恨みを抱いており、どうやってぶっ殺してやろうか、と考えていたが、リーゼと再会し、その恨みはやわらいだ。   
リーゼを引き取り、ルーディの協力を得、リーゼの記憶を書き換える。   
20日を過ぎるとレオンハルトにより、城に召還される。   
その後はレオンハルトルート以外では両目を潰され、城の尖塔の小部屋に幽閉される。   
ハインツと同じで好きな人が幸せなら自分は犠牲になっても構わない、と思っている。と思いこんでいる。   
自分が幸せになりたい、楽になりたいという欲が渦巻いているので、そんな負の感情を無理矢理押さえ込んでいる。
なので、ちょっかいかけ過ぎると我慢できなくなって暴走しちゃうのだった。   
「せっかく自分を押し殺して、突き放してるのに、何で寄って来ちゃうんですか、貴女は!!!」と。   
ホントは毎晩夜這いしたい欲望と戦ってたんですよ。あはは。   

※真ハッピーエンド後
年の差、身分差なんてなんのその。リーゼを嫁に迎えて国王に。周囲の反対はひと睨みで一掃。 うっとおしくらい嫁ラブ。のわりにたまに苛めて嬉しがっている。



●同僚/アナ   性格(世話好き、話し方がくどぉいのはワザと)

仕立屋のお針子。正体は“白の魔女”の使い魔(姿はネコ)。実は結構なお年。   
ハインツはクラウスの役に立つので、キープしておきたいと思っている。   
(異性として好き嫌い、という感情は無いもよう)   

※真ハッピーエンド後
猫の姿でリーゼにべったりひっついている。



●姫/エルフリーデ    性格(天真爛漫)   

毎日退屈で仕方がないので、一般人と結婚してさっさと城を出たいと考えている。   
努力する人が好き。(だが、ヘタレなハインツは初恋の人)   
ナンセンスなB級ホラーが大好き。   

※真ハッピーエンド後
変わらず退屈、新国王には自由にして良いと言われたので、さて何をしようか思案中。    



●国王   クラウスの叔父にあたる。   

病魔に冒されており現在寝たきり。噂では“呪い”だとか。   

※真ハッピーエンド後
クラウスに王位を譲り田舎で隠居生活。病気は治りつつあるらしい。


●侍女/ビアンカ   性格(しっかりもので勘が良い)   

エルフリーデの侍女。
ものすごく勘が良く、機転の効くスーパー侍女!(エルフリーデ曰く)
エルフリーデが良い相手と結婚して落ち着いてくれるように願っている。   
父はヴィルヘルムの父の部隊の運転手をしており、爆発事故に巻き込まれ足を失った。   
真相を暴こうとするヴィルヘルムとは対立姿勢。   

※真ハッピーエンド後
変わらずエルフリーデの忠実な侍女。



●侍従/ジーグルト   性格(真面目で忠実)

レオンハルトとアーデルベルトの侍従。国王代理で政務を行っていた。   
一見怖くて神経質そうだが、王子兄弟に対しては良き兄であり父であった。      



●隣国王子/カイル   性格(惚れやすくゴーイングマイウェイ)

隣国リーデンブルグの皇太子でエルフリーデの婿候補
惚れやすく、惚れたら強引で押せ押せ一直線!
実は男も女もいけるとの噂が・・・。



●女生徒/イレーヌ   性格(おとなしく優しい)

ルーディに恋する王立学園の美少女。というよりもはや女神。
物わかりが良すぎて、怖い。ご期待に反して裏は全くない娘、ホントに女神。



●街の人々(「花の葬列」より特別出演)

噂好き女性A・B セイ・ユイ
ロアール店員 ナツル
雑貨屋主人 シュウヤ
医者 ハルナ
タカトと総統も観光客で出す予定でした・・・(忘れてた) 






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